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国家の根幹は、国語教育にかかっている。国語は、論理を育み、情緒を培い、すべての知的活動・教養の支えとなる読書する力を生む。国際派の数学者だからこそ見えてくる国語の重要性。全身全霊で提出する血涙の国家論的教育論「国語教育絶対論」他、ユーモラスな藤原家の知的な風景を軽快に描く「いじわるにも程がある」、出生地満州への老母との感動的な旅を描く「満州再訪記」を収録。
国家の根幹は、国語教育にかかっている。国語は、論理を育み、情緒を培い、すべての知的活動・教養の支えとなる読書する力を生む。国際派の数学者だからこそ見えてくる国語の重要性。全身全霊で提出する血涙の国家論的教育論「国語教育絶対論」他、ユーモラスな藤原家の知的な風景を軽快に描く「いじわるにも程がある」、出生地満州への老母との感動的な旅を描く「満州再訪記」を収録。
レビュー(131件)
国語が苦手な人には辛い
小中学校の時に日本語を極める事が肝要とのことで、生まれつき国語が苦手だった小生には辛い随筆でした。著者の論理は明快で、それなりに説得力がある。一面的に物事をとらえず、著者のような観点から事象を理解するのも楽しい。歴史の考察も独特で、自虐史観をすり込まれてきた我々にとっては大変新鮮に感じた。
国語の大切さ
数学者の視点から、国語の大切さを伝える。。。国語の苦手な人へのヒントをもとめて。。。
国語教育を疎かにしてよいものだろうかと常々思っておりましたので、胸がすく気持ちです。
親として
親として必読本です。沢山の良書を読んで親として自分を高めるために購入。
藤原さんのユニークな考え方がわかる本だと思います。とても大切なことが書いている本ですね。