15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング
ライフスキルは、日常生活の基盤となるものです。学力や運動能力、ソーシャルスキルなどをどれだけ身につけても、鍛えても、生活習慣や生活リズムが乱れていては、能力を十分に発揮することができません。本書では家庭生活や地域で活動するために必要なスキルを10種類に分けてトレーンング法を解説します。子どもが責任をもって活動する日をむかえる中学卒業前を目処に、ライフスキルの習得にとりくみましょう。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【とくに大切なのが15歳までの期間です!】
子どもは多くの場合、小・中学校に通っている間は保護者のサポートを受けられます。教師など、まわりの大人からもサポートを受けやすいでしょう。しかし中学を卒業すると、自立的に活動する機会が一気に増えます。そのとき、生活面のスキルが不足していると、さまざまな問題が起こってくるのです。その最たるものが、職場での失敗だといえます。
それらの問題を防ぐために、発達障害の子が15歳までに身につけ始めたい生活面のスキルを、本書にまとめました。「ライフスキル」として、10種類に分けて解説しています。それらを習得していけば、15歳をすぎたときにも、社会に出て働きはじめたときにも、大きな混乱には見舞われないはずです。(まえがきより)
【10種類のスキル】
できるところからひとつずつ時間をかけてとりくもう!
●身だしなみ
●健康管理
●住まい
●金銭管理
●進路選択
●外出
●対人関係
●余暇
●地域参加
●法的な問題
【本書の内容構成】
1 なぜライフスキルが重要なのか
2 ソーシャルスキルとどう違うのか
3 10種類のライフスキル・トレーニング
4 トレーニングとサポートでトラブルが減る
まえがき
ライフスキル・トレーニングをはじめよう!
1 なぜライフスキルが重要なのか
2 ソーシャルスキルとどう違うのか
3 10種類のライフスキル・トレーニング
4 トレーニングとサポートでトラブルが減る
レビュー(22件)
自分に
子供のことを心配し、購入しました。とてもわかりやすかったです。
タイトルにライフスキルトレーニングと書いてあるが、トレーニング方法の具体例が足りないと思いました。とはいえ、脳の発達には生活習慣を整えることも必要とは理解しました。
グレーゾーンに参考になる
今まで読んだものの中で、一番欲しい情報に近いと感じた。学習面や、スマホ、ゲーム依存傾向についても、発達障害の思春期の子供にどう対応するかも、知りたかった。
¥1540 送料無料 すごく子育てのヒントになる内容で、大切に何度も読み返したいです。
発達の問題の有無にかかわらず、すべての人が、子どもの時に身につけておくべきスキルと思う。