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伍子胥は父・五奢、兄・伍尚とともに楚に仕える身だった。だが、楚王の佞臣・費無極が弄した奸計により、父と兄は誅せられてしまう。血涙を振るって危地を脱した伍子胥は、「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と復讐を固く誓いつつ中原諸国をさすらうのだった。大河中国歴史小説の伍子胥篇、第三弾。 亡命の道 悠悠たる蒼天 流浪の人 子木のたくらみ 密告者 脱出路 呉へーー 蘭京の船 延陵の地 呉王と公子光 彭乙の苦難 謎の絵図
伍子胥は父・五奢、兄・伍尚とともに楚に仕える身だった。だが、楚王の佞臣・費無極が弄した奸計により、父と兄は誅せられてしまう。血涙を振るって危地を脱した伍子胥は、「つぎに楚都にくるときは、楚を滅ぼすときだ」と復讐を固く誓いつつ中原諸国をさすらうのだった。大河中国歴史小説の伍子胥篇、第三弾。 亡命の道 悠悠たる蒼天 流浪の人 子木のたくらみ 密告者 脱出路 呉へーー 蘭京の船 延陵の地 呉王と公子光 彭乙の苦難 謎の絵図
レビュー(11件)
牢屋破りに失敗し、父と兄が処刑される刑場に殴り込み、失敗し、九死に一生を得て楚を脱した伍子胥は、父の遺言に沿って楚の元太子を追って亡命先の宋、そして鄭へ…。元太子が普に騙されて殺されると呉へ…。次から次へと話が展開し、ワクワクさせられた。とても面白い。
宮城谷さんのは大好きです。「呉越春秋」は、「楽毅」に登場する伍子胥が主人公だというので読んでみたくなって買いました。第3巻は前半部で、伍子胥の活躍ぶりがかっこいいです。
伍子胥
の復讐の物語。最高に面白い。私は孫子の本から伍子胥を知り今回読んでます。
まだ読んでませんが
ここ数年、中国歴史ものにはまっていて、メジャーどころはほとんど読んで、次を悩んでいる時に勧められました。まだ読んでませんが、楽しみです。
待ってました
ニ巻まで読んでいて、三巻が出版されておらず、数ヶ月待ってました。内容を思い出して読んでいます。四巻までなら出版が不安です