大正十二(一九二三)年に裏千家家元の長男として生まれ、同志社大学に入学。大学予科の途中で海軍に入隊し、白菊特別攻撃隊として死を覚悟しながらも生還する。戦争を生き抜いた人間として伝えるべきものがあるとの思いを抱き、百歳が近づくいまも世界中を飛び回る大宗匠が、多くの人とのご縁のなかで学び、また悩み苦しんできた日々を率直に語る。その言葉には、無常の世を生きる苦しさや孤独に負けない、心の磨き方のヒントに満ちている。
カラー口絵(8頁)
はじめに
第一章 気づいたときには、運命を生きている
第二章 求める門を叩きなさい
第三章 茶箱とともに海軍へ
第四章 「無」の入り口へ
第五章 磨っても磨っても減らない硯
第六章 愚公山を移す
第七章 喫茶去ーーお茶をどうぞ
おわりに
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