1915年12月、北海道苫前村の開拓地に突如現れた巨大なヒグマは、一軒の民家に押し入り、阿部マユと預かり子の幹雄を惨殺。村人たちは恐怖に震えながらも、ヒグマ退治に乗り出すが、冬眠しそこねて“穴持たず”となり凶暴化したヒグマは、悪魔のような知恵を働かせて、村人たちを次々と牙にかけていくーー。
死者8名という世界的にみてもヒグマによる食害事件としては類をみない最悪の惨劇となった「三毛別(さんけべつ)事件」の全貌を、生存者たちへの貴重な証言をもとに描き出す戦慄のノンフィクション。文庫化にあたり、著者の『ヒグマそこが知りたい 理解と予防のための10章』より、著者自身のヒグマとの遭遇事件、さらに福岡大学ワンゲル部の日高山系におけるヒグマ襲撃事件、写真家・星野道夫氏の事件など別のヒグマによる食害事件を検証した二章を特別収録!
レビュー(59件)
綺麗ですぐ届いて大満足です とても興味深い内容です。
小説でない分少し読みづらかったです。でも、面白い本でした。
三毛別のクマ事件を知り、事実に基づいたお話を詳しく知りたくて購入しました。 クマの本当の恐ろしさを感じさせる本でした。 これが実話なんて怖くて言葉になりません。 野生動物なのにクマは火を怖がらないなど知ることが出来たので、山菜採りする方や山登りする方は一読されると良いかも。
実にリアル、詳細に描かれていてよく分かりました。
知床にも行きたいし、近年熊のニュースを耳にするようになり(遭遇する場所へは行かないと思うけれど)万が一遭遇時の対処法や生態が知りたくて。それと、私の好きな写真家さんの事故のことも書かれているというので購入しました。実際に起こった事件というので、もう怖くて怖くて途中で何度も本を閉じながら読み進めました。 テディベアやプーさんの可愛さは一体どうやって誕生したのでしょうか。ほんと熊怖い。 山やキャンプなどで遭遇する可能性のある方は一読されると、正しく恐れる事が出来るかもしれません。