脳を理解するために,ヤリイカの人工飼育を成功させ,脳活動を観測し,脳型コンピュータの実現をめざす脳科学者と,進化の隣人チンパンジーが世界をどう認識しているかを探る霊長類学者の対談.「人間とは何か」を知ろうと,それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は,どのような生い立ちや出会いを経て,何を学んだのか.
第1章 ぼくたちには同じ哲学がある
第2章 誰も行かない道を行く
第3章 誰のものでもない自分の哲学を求めてきた
第4章 波乱万丈の人生はたくさんの出会いを生んだ
第5章 人間中心のエゴイズムのなかで
第6章 イカの飼育にかけた一〇年の歳月
第7章 環境があり,文化があり,認識手法がある
第8章 脳よりも一〇〇万倍速く学習するコンピュータ
第9章 個性豊かな学習
第10章 脳を活性化する教育と学習
第11章 人間が人間的であるために,そして豊かであるように
単行本版へのあとがき
岩波現代文庫版へのあとがき
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