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第30回島清恋愛文学賞受賞、第168回直木賞候補作、2023年本屋大賞第3位 刊行以来、続々重版。大反響、感動、感涙の声、続々! 令和で最も美しい、愛と運命の物語 素晴らしい。久しぶりに、ただ純粋に物語にのめりこむ愉悦を味わった。 さんざん引きずり回された心臓が、本を閉じてなお疼き続ける──そのまばゆい痛みの尊さよ。(村山由佳) まぶたの裏で互いの残像と抱き合っていた二人のひたむきさが、私の胸に焼き付いて離れない(年森 瑛) ーーほんの数回会った彼女が、人生の全部だったーー 古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。 彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。 どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。 ーー二人が出会った、たった一つの運命 切なくも美しい、四半世紀の物語ーー
レビュー(885件)
恋愛文学として、良かったです。 ただ、後半の最後の部分が、物足りないというか、 ストーリーとして、すべてが閉じていない感があります。 それが、良い部分でもあるのですが、没入感が得られなっかたと思います。
素晴らしい描写力と展開だった。読了するまで目が離せない内容だった。
不思議な読後感です。。ページが進んでも登場している誰の気持ちにも共感できず…かといってつまらないお話とも思わない。
タイトルが気になって読みはじめましたが、ぐいぐい引き込まれ一気読みしました。読みやすいです。
素敵な人と人の結びつき
人と人との出会い、子供の頃のほんのちょっとしたことからはじまるけど、それが成長に大きな影響を与える。偶然も織り交ぜながら、助け合い、深くなっていく。素敵な話です。