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この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運かーー 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。 嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。 数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。 斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。 初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていくーー。 これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
レビュー(203件)
アニメで見て、話が面白いので小説を購入してみました。物語に引き込まれて、あっという間に読みました。高齢でアニメなんて見なかった本が好きな母に、地上波のアニメ見てみて。アニメに対する価値観変わるから。と薦めたところ、面白いから小説欲しいと言うので買ってあげたところ、面白いと夢中で読んでいるそうです。楽しみが増えたと喜んでくれました。
登場人物たちの雰囲気や世界観が好きで、ついつい一気読みしちゃいました!普段は続刊があっても買わないですがこれは買っちゃいました!
代理購入です
私は頼まれて発注したので見ていませんが娘が喜んでいました。良かったみたいです。
早い!
購入後、すぐに届きました!読むのが楽しみです!
最近のラブストーリーは展開が早いものが多いですが、この話はキャラクターたちの気持ちの変化がゆっくりで微笑ましく、もどかしさが逆に愛おしくなります。一見すると守る男性と守られる女性という少し古さも感じる男女関係のように思われがちですが、実は女性の方が絶大な力(異能)を持ち、男性がそれを支えるという関係性であり、その辺りが今の時代らしさを感じて好きです。