これは、彼女が彼女を殺すための物語。
この世界には、異世界の日本から『迷い人』がやってくる。
だが、過去に迷い人の暴走が原因で世界的な大災害が起きたため、彼らは見つけ次第『処刑人』が殺す必要があった。
そんななか、処刑人のメノウは、迷い人の少女アカリと出会う。
躊躇なく冷徹に任務を遂行するメノウ。
しかし、確実に殺したはずのアカリは、なぜか平然と復活してしまう。
途方にくれたメノウは、不死身のアカリを殺しきる方法を探すため、彼女を騙してともに旅立つのだが……
「メノウちゃーん。行こ!」
「……はいはい。わかったわよ」
妙に懐いてくるアカリを前に、メノウの心は少しずつ揺らぎはじめる。
GA文庫大賞、7年ぶりの《大賞》作品!
ーーこれは、彼女が彼女を殺すための物語。
レビュー(9件)
表紙買いでしたが、残念なことにこの百合はちょっと合わないっぽいですね。続き買っちゃってるけどどうしよう…。
これが大賞とは世も末だな
帯に「大森藤ノ」絶賛とか書かれてますが、明らかに社交辞令です。構成力、文章力、キャラデザ、テンポ、ストーリーどれをとっても「大森藤ノ」さんには到底及びません。本作は、主人公が女の子ということでしたが、ただただ中二病のイタい不死身系ヒロインの女の子と堂々巡りするだけの話です。惹かれるキャラがいないこともありますが、女の子主人公とヒロインの組み合わせでは、全くキャラを引き立てる要素がなく、ストーリーも惰性的なので感情移入も大変しづらいです。また、「このすば」のようなギャグ的要素もありませんので、正直に申し上げて何が面白いのか理解できませんでした。大賞という帯に騙されぬよう、ゆめゆめお気をつけ下さいませ。