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生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!? 「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える! 【怒濤の大推薦!!!】 「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。」--茂木健一郎氏 「超微細な次元における生命のふるまいは、恐ろしいほどに、美しいほどに私たちの日々のふるまいに似ている。」--内田樹氏 「スリルと絶望そして夢と希望と反逆の心にあふれたどきどきする読み物です! 大推薦します。」--よしもとばなな氏 「こんなにおもしろい本を、途中でやめることなど、誰ができよう。」--幸田真音氏 「優れた科学者の書いたものは、昔から、凡百の文学者の書いたものより、遥かに、人間的叡智に満ちたものだった。つまり、文学だった。そのことを、ぼくは、あらためて確認させられたのだった。」--高橋源一郎氏 【第29回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞】 【第1回新書大賞受賞(2008年)】 第1章 ヨークアベニュー、66丁目、ニューヨーク 第2章 アンサング・ヒーロー 第3章 フォー・レター・ワード 第4章 シャルガフのパズル 第5章 サーファー・ゲッツ・ノーベルプライズ 第6章 ダークサイド・オブ・DNA 第7章 チャンスは、準備された心に降り立つ 第8章 原子が秩序を生み出すとき 第9章 動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)とは何か 第10章 タンパク質のかすかな口づけ 第11章 内部の内部は外部である 第12章 細胞膜のダイナミズム
レビュー(1040件)
面白いけれど眠くなる
気づきが多く、面白いけれどなぜか眠くなる。 ゆっくりと読み進めたいと思います。
家族に頼まれて購入。非常に面白かったとのこと。
中学2年の子供に
子供の塾の推薦図書の一冊です。 子供に推薦図書の中から、数冊選ばせたところ、こちらの本を選びました。 中学に入学してからというもの、あまり本を読まなくなった子供ですが、こちらの本はかなり面白いのか、手渡した途端、自分から読みふけっています。 (自分の興味のないもの、面白いと感じないものは、拒否反応を示し、数ページ読んだところで一切読まなくなります) 子供が読み終わったら、私も読んでみたいです。
素晴らしい本
面白い分子生物学の話を巧みな文章で書かれている為に非常に面白かった。 この生命の話は実は私たちの精神の世界とシンクロしていることに気がついた。
作者は語るまでもなく
もう有名人なので、割愛。 読もう読もう、読まなきゃ読まなきゃ、読みたいな読みたいな、 そう思いながら数年経過してました。 私事だけど、社会人からちょっと医療関係に転向するのに、 こう言う本は定番と言っては失礼だが、読むべきかなと思った次第。 科学系のみならず、様々な本を読んで知識を深めていきたいと思った。 本の虫にでも戻ろうか