どこでもないところからの眺め
: T. ネーゲル/中村 昇/山田 雅大/岡山 敬二/齋藤 宜之/新海 太郎
有限の存在である自己を超越し、〈どこでもない〉視座を手に入れようとする飽くなき欲求と、どうしても消し去りえぬ自らの固有性。両者の葛藤が産みだす、心、知識、自由、価値、規範、倫理、生死といった哲学の根本問題に、分析哲学の緻密な議論を武器として敢然と挑む現代の賢人ネーゲルの探究が、思考に翻弄される人間の運命と哲学の真のありようを鮮やかに描きだす。
謝辞
第1章 はじめに
第2章 頭のなかで起こっていること
第3章 頭のなかの出来事と身体
第4章 客観的自己
第5章 知識
第6章 思考と現実
第7章 自由
第8章 価値
第9章 倫理
第10章 正しく生きることとよく生きること
第11章 誕生と死、生の意味
原注
訳注
解題 誇り高き謙虚さ(山田雅大)
訳者あとがき
参考文献
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