第二次大戦中にドイツ海軍が建造した潜水艦・Uボートの中には、主戦場である大西洋を離れ、インド洋、太平洋、さらには極東へ赴いたものがあった。また、譲渡や接収により、日本海軍の所属艦として活動した艦もある。“ヒトラーの贈り物”として日本海軍へ譲渡されたU511/呂500、“沖縄決戦に参加した”との噂がささやかれるU183、遥かニュージーランドまで進出したU862/伊502、蘭印で“ハニートラップ”が原因で沈んだとも言われるU168……本書ではこれらUボートの知られざる戦闘記録と挿話を紹介する。
さらに、呂500の反乱出撃にも参加した元・乗組員へのインタビュー、海底に沈む呂500の発見調査を指揮した浦環氏(ラ・プロンジェ深海工学会)のインタビューも掲載する。
【CONTENTS】
第一章 旭日旗を掲げたUボートたち
第一節 ヒトラーの贈り物 U511/呂500(前)
第二節 ヒトラーの贈り物 U511/呂500(後)
第三節 伝説の“沖縄決戦に参加したドイツUボート” U183
第二章 目標、オーストラリア! 太平洋の最果てに向かったUボートたち
第一節 オーストラリア近海で暴れまわった、ただ一隻のUボート U862/伊502
第二節 「南海のドイツ海軍」に残された謎(!?) U168
第三節 北米へ! 東南アジアへ! 二つの大洋を制したUボート U537
第三章 U511/呂500インタビュー
第一節 呂500元乗組員・小坂茂氏
第二節 呂500を見つけた男「ラ・プロンジェ深海工学会」代表理事・浦環氏
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