【輸入盤】フルートとピアノのための音楽全集 マリオ・アンチロッティ、エリアナ・グラッソ
ロマン派と印象派を繋ぐフランス室内楽の魅力
メラニー・ボニス:フルートとピアノのための音楽全集
マリオ・アンチロッティ(フルート)、エリアナ・グラッソ(ピアノ)
フランスの作曲家、メラニー・ボニス[1858-1937]は、パリ音楽院で学んだ後、オーケストラから歌曲までさまざまなジャンルの作品を出版。3人の子供を出産し、家庭と音楽のバランスを取ることに追われながらも、やがて彼女は作曲家協会初の女性理事にも選出。
ボニスの室内楽ではフルートが活躍することが多く、ロマン派と印象派の橋渡しとなるような作風を示しています。
フルート・ソナタ
ボニスは4つの楽章を通して、詩と光に満ちたポスト・ロマンティックな雰囲気を醸成。
3つのメロディー
ソプラノとピアノのための歌曲をフルートとピアノのために編曲したもので、2つの楽器の間に情熱的な対話を生み出させ、フルートに幅広い音色のパレットを見つけるよう挑戦させています。
スケルツォ
フルートがピアノ・パートの三連符の上で情熱的なメロディーを奏でる音楽。
フルートとピアノのための小品
近年再発見された作品。フルートの色彩豊かな美しいメロディーにゆっくりとしたピアノが絡まります。
エール・ヴォードワ
戦争によりスイスのヴォー州に疎開していた1916年に書かれた曲で、同地の自然豊かで牧歌的な様子が反映されています。
嘆きのフルート
叙情性と色彩のコントラストの組み合わせが印象派的な音楽。
アンダンテとアレグロ
和声の選択と独創的な展開の点で前衛を感じさせる作品。アンダンテの不規則なフレーズと長いラインは、アレグロの急速で低いピアノのオクターブと出会い、嵐のフィナーレに向かって激しさを増していきます。
味わいのある演奏
長年に渡って現代作品や知られざる作品の紹介にも取り組んできたイタリアの大御所、マリオ・アンチロッティと同じくイタリアのエリアナ・グラッソによるもので、作品の魅力をじっくり聴かせます。
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演奏者情報◆ マリオ・アンチロッティ(フルート)
フィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院でフルートと作曲を学び、1970年にRAIイタリア放送交響楽団の首席フルート奏者に就任し、ほどなくローマ聖チェチーリア管弦楽団に移りますが、1978年からはソロと室内楽に専念。発掘作品や現代作品も得意とするなど幅広いレパートリーをもっているほか、教育にも力を入れており、ルガーノやフィレンツェを中心に各地で教えています。
◆ エリアナ・グラッソ(ピアノ)
1994年にミュルーズ管弦楽団とハイドンのニ長調協奏曲を演奏してデビュー。2000年にトリノ音楽院で満点の成績で卒業、2005年にピアノ演奏の修士号を取得し、イモラ・アカデミーで勉強を継続。ストレーザ・コンクール、クレメンティ・コンクール、ベラージオ国際コンクールで優勝し、EMCYサンクトペテルブルク国際コンクールで第3位、
スカラ座アカデミーの共同ピアニストとして働いてきましたが、現在はスカラ座音楽院のピアノ教授です。
トラックリスト (収録作品と演奏者)メラニー・ボニス[1858-1937]
フルートとピアノのための音楽全集
◆ フルート・ソナタ Op.64
1. I. Andantino con moto 5'59
2. II Scherzo vivace 2'20
3. III. Adagio 6'41
4. IV. Finale moderato 5'11
◆ 3つのメロディー Op.91
5. Viola 2'40
6. Sauvez-moi 3'23
7. Songe 3'48
8.◆ スケルツォ Op.187 5'00
9.◆ フルートとピアノのための小品 Op.189 4'56
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