- 21
- 3.85
中学受験に挑む6年生たち。 かけた時間や熱量は、必ずきみを強くする * * * * チアダンス部の活動に憧れて、青明女子中学校を目指しているつむぎ。同じ体操クラブに入っていて塾も同じのクラスメイトとうまくいかなくなり、5年生の終わりに転塾することに。 新しい塾「エイト学舎」には、いろいろな子がいた 父親に厳しく管理指導される涼真。 マイペースで得意不得意が凸凹している唯奈。 受験に失敗した姉とずっと比べられている伽凛。 受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違う4人。 迎えた2月、待ち受けているものは──? 受験の合否にかかわらず、すべての子どもに、祝福の鐘は鳴る。 未来が開け、さわやかな温かさに包まれる物語。
レビュー(21件)
読んでいて暗い気持ちになった
登場人物の小学生が全員、いじめや親の教育虐待、姉との比較など辛い目にあっていて、読んでいて暗くなって全然面白くなかった。読んでいる人が、中学受験をする子が皆、このような辛い目にあっていると思われたら嫌だなと思う。
受験生の家族なら読むと良い本
息子の高校受験が終わり、合格発表待ちの状況でこの本を読みました。それぞれの家庭にそれぞれのストーリーがあるんですね。とても共感できる内容でした。 試験を終えた後に気付いたのですが、息子も私も成長したなぁと。結果はどうなるか分かりませんが、成長した事に物凄く意味があるとそう思います。息子は試験終了した日から、大学受験に向けて勉強を始めました。来年は弟の高校受験もあり、新しい視点でサポートして行けそうな気がします。
受験生
跡数年で子供が受験をする予定なので興味を持ちました。いろいろな子供の目線で書かれていて面白かったです。