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プライツィヒ高校では学園祭において、二年生は演劇をおこなうこととされている。二年A組に在席するヴァンツァーは裏方を志望するも、クラス全員の反対にあい主役を務めることに。 ライジャもある人物から課外活動の一環で、舞台に出演を、と熱心に誘われ困惑する。 レティシアに至っては大学のセミナーの仲間たちがノリノリで芝居を企画、なんと『かわいそうな孤児』の役を演じる羽目に。だが、独特すぎる過去を持つレティシアには「自殺しようとする少年(レティシア視点による)」がなぜかわいそうなのか皆目理解できない。 一方、ジンジャーも少々悩むことがおき、インストラクターとしてジャスミンとケリーを引っ張り出した。かつて、映画撮影と偽り、黒玉(ジャスミン視点による)を吹っ飛ばした際の映画監督が関わる案件だった。 ジャスミンはルウもリィもシェラも誘い出し、プロの演技者に用事のできたヴァンツァーとレティシア、ライジャも同行するというフルメンバーがつどうことになる。
レビュー(19件)
助かります!
最近、本屋さんで、取り扱っていない本があり、主人が好きなリノベがなく、楽天ブックスで探していたら、続きの本があり、「頼んで欲しい」と言われたので、購入しました。とても喜んでいます。
好みじゃなかった
新刊買い続けて20年以上、はじめて完読出来なかったけどマイナス評価はしたくない。 単に演劇系の話は嫌いってだけだから。夢中になって読んできた作者の作品だけど最近、あまりおもしろく感じなくなって来てる・・・ここ4冊くらい。こちらが年で感性が変わって来たので好みが乖離して来たのか? 少し寂しく感じる。全作品購入のうえ、10年くらい前まで繰り返し繰り返し読んでいたため残念。
イケメン殺し屋が主役となって、今回は演技論とかも書いてあって、とっても面白かった。おススメです。
表紙はきれい。ヴァンツァーだとは思わなかった。てっきりルウかと。天使たちの~の舞台設定を使って演劇物を書きたかったとのこと。そのまんま。リィもルウも完全に脇役。ヴァンツァーが主役。番外編といったところか?デルフィニア戦記の方が好きだなー。
発売を楽しみにしていました。内容も新たな書き下ろしでよかったです。