医学のあゆみ 皮膚の悪性腫瘍─研究と診療の進歩 289巻7号[雑誌]
・皮膚疾患の診療で苦慮するのは多くの医師が経験することであるが、特に皮膚がんはQOLを大きく障害することから、診断と治療に慎重を期す必要があろう。
・しかし、皮膚がんといっても有棘細胞癌、基底細胞癌、悪性黒色種、乳房外パジェット病など、異なる性質の有するがんの集合体である。形状や性質はさまざまであり、治療も一様ではない。
・好むと好まざるとにかかわらず、医師は皮膚がんへの対応を求められる状況であり、その機会は今後ますます高まるであろう。
■皮膚の悪性腫瘍ーー研究と診療の進歩
・はじめに
・メラノーマにおける研究と診療の進歩
〔key word〕メラノーマ、ドライバー変異、分子標的薬、ネオ抗原、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
・有棘細胞癌の最新治療戦略
〔key word〕有棘細胞癌(SCC)、外科的治療、放射線治療、薬物治療
・顔面基底細胞癌の診断と治療
〔key word〕基底細胞癌(BCC)、顔面、手術療法
・乳房外パジェット病の臨床と研究の最前線
〔key word〕乳房外パジェット病(EMPD)、表皮内癌、アポクリン腺、抗PD(programmed death)-1抗体薬、ErbBファミリー
・皮膚血管肉腫の治療ーー現在と今後の展望
〔key word〕皮膚血管肉腫、治療、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
・メルケル細胞癌の研究・臨床における進歩
〔key word〕メルケル細胞癌(MCC)、メルケル細胞ポリオーマウイルス(MCPyV)、免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、癌免疫微小環境
・皮膚T細胞リンパ腫に対する分子標的薬の進歩
〔key word〕皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)、分子標的薬、モガムリズマブ、ブレンツキシマブ ベドチン(BV)、ラクタマブ
●TOPICS 循環器内科学
・周産期心筋症の発症予防因子ZFP36L2
●TOPICS 小児科学
・保育器内の早産児のアルコール曝露を軽減するための対策
●連載 臨床医のための微生物学講座(12)
・ヒトのフサリウム症
〔key word〕フサリウム症、Fusarium solani species complex(FSSC)、希少深在性真菌症、角膜真菌症
●連載 緩和医療のアップデート(7)
・末期腎不全ーー透析の見合わせの現状と課題
〔key word〕保存的腎臓療法、症状緩和、意思決定支援
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(13)
・死亡診断5
●FORUM 数理で理解する発がん(11)
・ハーディー・ワインベルグの法則
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
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