多様性の時代に向けては、二項対比を脱却して、統合的かつ個人の価値が尊重される世界観が待たれています。そこで本書では、旧来の「表か? 裏か?」の“反面”社会を超えて、メビウスの輪のような《ねじれ》の創造性を活用する道を探ります。--そのカギとして、不意に訪れる「人間関係の危機」からの回復のため、ストーリーライン・アセスメント(物語の筋と見立てる視点)が紹介されます。臨床心理学/フォーカシング/陰陽五行の世界観などが補いあって“レジリエンス=可塑性”に満ちた未来を目指す「こころの世界論」。
序ーーストーリーライン・アセスメントについて
プロローグーー私の“交差”体験
第1部 ねじれ回復のプロセス
第1章 ねじれと危機対応ーーケースにおける創作体験
第2章 非交差、あるいは行き場のなさ
第3章 ワイルドの生涯と創作
第4章 創作と体験過程ーープロセスモデルから
第5章 レジリエンスの心理機構
第2部 危機とアセスメント
第1章 学校臨床ーー危機予防のために
第2章 追体験法をめぐって
第3部 五芒星物語
第1章 物語の創作体験法
第2章 相生ー相克物語の誕生
第3章 ある少女の創作体験
第4章 五芒星物語の臨床への応用
エピローグ
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