過去の自分への贈り物

旧劇ラストでは希望を失い、絶望だけが残り、エヴァ熱を失って早12年。新劇では、主要キャラ一人一人が他者を思いやれるようになった。シンジは前回救いのなかった二人目の綾波を救い、綾波は碇親子の為に行動し、アスカは前回では毛嫌いしていたはずの綾波のために自ら動いた。ミサト・加持は人生の先輩として前回以上にシンジに大事なことを教えた。エヴァンゲリオン新劇場版・破は旧作を深く知る者ほどに、胸をうつ感動と感謝に満ちる作品となっている。そしてエンターテイメントを忘れていない。ここまでハードルを上げてしまって次回作の「Q」は大丈夫なんだろうか?