斜に構えた笑い

「怪笑小説」、「毒笑小説」に続く皮肉な笑いを誘う短編集第三弾。解説の人が書いているが、東野圭吾は「キャリア20年だが14年は売れなかった」とのこと。その時代を忍ばせるような新人賞や文学賞絡みの短編も面白かったが、個人的には、小さい子がいて身につまされた「臨界家族」という物語が一番面白かった。いずれも面白く、読んで損はない作品