結構単調な話に感じました。主人公の三四郎って、この表紙のイラストのイメージどおり、ボーっとした、不器用な感じの田舎の青年です。「美禰子が好きなんだけど、気になるんだけど、向こうもこっちを好きみたいなんだけど、なんだかな~」みたいな感じの内容で、結局結婚しないまま物語は終わります。それならそれで、漱石のほかの小説みたいに、当時の様子が細かく分かると良いのですが、それも少ないです。でも、美禰子が引越しの手伝いの差し入れにサンドイッチをかごに入れて持ってきた・・みたいな話があって、『へ~、この時代にサンドイッチあったんだ・・』と思って、面白かったです。