もやっとしました。

凶悪事件の犯人かもしれない男と関わってしまった人々の独立した三つのお話で、三人のうち誰が真犯人なのか、というスリルがあり、上巻はとても面白かったです。 が、結局事件の真相が究明されないままのラストに、読み終わってひじょうにもやもやしました。 信じて裏切られる、信じ切れずに裏切る、これは登場人物の心の葛藤が胸に迫る人間ドラマなんだろうなあと納得はしましたが、やっぱり謎解きされてすっきりしたかったです。