哀しさと破綻

太宰という男の哀しさを感じずにはいられない。 真に自己の望む心に殉じたともいえる。 それはたしかに、わがままで倫理の欠如した面をはらんではいたが、 それでも彼がいなくなった後も我々が彼に惹かれるのは、 彼の生き方、あぁいう風にしか生きられなかった彼に なにかしらの羨望と共感を禁じえないからだと思う。 ぜひ読んでおくことをおススメします。