一言で言えば「リーダーの質が組織を左右する」…ってことでしょうか。第二次世界大戦は上層部の立ち回りの違いが勝敗を分けた、と紹介しているようですが、個人的になんだか違和感がぬぐえず他サイトのレビューも見てようやく腑に落ちました。それだけが理由じゃないだろう、と考えたらもうこの本はいいや、と思いました。確かに昨今の原子力云々や政府の有様、曲がりなりにも責任ある立場の人たちの対応を見ると、この本に書かれている当時の日本軍上層部の状態と類似しているように思えます。その点については残念ながらなにも学べていないのは事実でしょう。ただ当時は功を奏したかの国ですら十数年前皮肉にも本書に書かれた「空気」によって某戦争に突き進んだように見えましたから、ある意味日本人の国民性(?)が組織をダメにするとも感じられた本書は事実その例は多いにしても、結論を急いでいないかと感じられました。ひとつためになったなと思ったのは、「そのままで、それでいいのか?」ということを常に頭の片隅においておくこと、でしょうか。正直な話買うより借りたほうがよかったな、の本でした。
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