コロナ禍の真っ只中に、元教員の男性が殺された。その男性が住んでいるのは、とある地方の曲がりなりにも観光業の盛んな場所。しかしコロナ禍ゆえに観光業やレジャー産業は大打撃を受け、貧すれば鈍する、つまり他人の預貯金に目を付け、かっさらうことを目論む人間がいてもおかしくない状況ではあった。・・・そんな中で手品師である被害者の弟が、真犯人を推理していきます。でもこの弟くん、手品というより魔術に近い技を次々と繰り出すので、読んでいて飽きません。面白かったです。