じっくりと読みました。

一生行くことがないであろう諸外国の切ない言葉を、無理に短い言葉で翻訳しなくてもよいのではないか、という気にさせられました。神様が全地の言葉を混乱させたのですから、それぞれの国言葉―言語をなんでも自国語に翻訳できるという思い上がりは捨てたほうが良いと思います。素晴らしい翻訳は短い単語を並べるのでなく、ちゃんと理解できる言葉―それが古臭い語であっても、読む側で辞書を開けば済むことです。翻訳者が渾身の力で訳したものを読む我々は、その技にも敬意を表すべきだと、痛切に感じました。