作家の旬♪

代表的傑作ともいえる『模倣犯』の続編と言う見出しで即購入しましたが、読んでみると続編と言うのはどうかな? と思いました。 確かにあの事件について触れられる場面は散見いたしますが、直接的な関連は一切ないし、宮部さん自身も無理に関連付けるようには構成していません。 従って、続編と言うよりもスピンオフ作品に近いかな?!と思いました。 上巻は宮部さんならではのストーリーの複合的な要素が絡み合って、もつれた糸のような【ややこしや】 このバラバラの素材がどう結びついていくのか? 期待に胸を膨らませながら読み進めることができました。 現代風のサスペンスファンタジーでありながら、どこか横溝正史の因縁に纏わる血の伝承、あるいは江戸川乱歩の怪奇小説風のティストも含みつつ、広がる広がる。 宮部さんは天才だぁ!!!