「アーモンド入りチョコレートのワルツ」「つきのふね」に続いて読んでみましたが、前の2作を完全に上回る面白さ。一気に読ませる筆力は素晴らしいの一言。下巻は要一の主観で語られた第3部、第4部は章により主観が変わる趣向。少年の苦悩と葛藤、成長がよく描かれている。児童文学とはいえ大人でも楽しめる内容だ。