収録6編の短編集。それぞれの話につながりはない。 どの話も良かったけど表題になっている理髪店の話と 最後の成人式の話はとてもよかった。 特に、成人式の話は久しぶりに小説を読んで号泣してしまった。 なにかを失って、その穴を埋めようとすればするほど 忘れようとすればするほど思い出してしまう。 そんなものすごい喪失感と脱力感を味わった事がある人だったら必ず心に響くはず。 荻原さんの文章は癖が無くてとても読みやすいのでおすすめの作家さんです。