三四郎よりも面白く感じました。主人公の代助、30にして働かないのもポリシーがあるのです。でも、資生堂で薔薇の香水を買って枕に振り掛けたり、甥にチョコレートをご馳走してあげたり、優雅な生活を見せてくれます。きっと、平岡とその妻が東京に帰ってこなければ、そのまま優雅な生活を送り、父親の決めた人と結婚していたんだろうなと思いました。当時の『金持ち』の優雅な生活を見るのが面白い、そんな小説でした。