初めての堂場俊一
Web書評で堂場俊一のヒートの紹介を見かけ、年末年始休みで読もうと関連するこの「チーム」も購入しました。堂場俊一氏は、警察小説では定評とのことですが、浅学ゆえ初めての作品でそれもスポーツ小説です。手元に届いたのは、年明けになってからで、手にして初めて正月恒例の箱根駅伝をモチーフにしたものであると気が付きました。上位常連校とは違った。学連選抜チームの葛藤を小気味よく描いています。早い場面回しと内面心理を呟きとして描く手法は、スポーツ小説にはあっているかもしれません。実在の学校名も出てくる中で、箱根駅伝の光景が目に浮かび、臨場感もまずまずです。天才ランナーと挫折を味わったランナー、そしてそれらをまとめる引退間際の監督。これらのやり取りがこの小説の面白みでしょう。もう少し、内面心理を描き込むと深みがますかなぁと思いつつ、同時に購入したヒートにも期待してあっという間に読み終わりました。
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