文庫で新しいのが出るたび喜んで読んでいます。読んですっきりするスポーツ小説というのではなく、児童文学らしい安心感もないんですが、ひきこまれて。わがまま、では片付けられないような、曲げることのできない絶対の自信と信念を持った主人公と、彼とは対照的に、まわりに目がいく好人物な親友とのバッテリーのゆくえに、手に汗にぎるという感じ。自然の描写もとてもきれい。