読書中ずっと、自分も山野井夫妻の傍にいて一緒にギャチュンカンの北壁を登っているかのような緊張感を感じることができました。 沢木氏は実際にその場に居たのではないかと思えるくらい、ちょっとした心の揺れ、仕草の描写など2人の心理描写がノンフィクションだけに大変リアルです。 表紙を開いたら食い入るように一度に読みきってしまいました。気づいたら自分の指紋や皮脂の跡が表紙にベットリ着いていました。