いきなりで恐縮だが、おそらく、万人受けは無理だろうと思える作品。
冒頭からいきなり、川上ワールドが全開で迫ってくる。
非日常の世界に引きずり込まれて、トロみの強い生ぬるい液体に投げ込まれたような感覚の連続。
あるいは、言葉で形造られた青木ヶ原の樹海かもしれない。
この本に収録されている「うそばなし」(巻末あとがきの筆者の言葉より)は、そういう話ばかり。
巻末の解説には「「きりのなさ」のテーマパーク」という表現があるので、私の感覚も、そんなに外れていないかも。
とはいえ、ここに何を書いても、読んでみないと、この感覚は解らないと思うので、まずは一読あれ。
他のユーザのコメント