八甲田山雪中行軍遭難事件まずこの一冊
某映画は未鑑賞だがその原作となった本。
序盤は雪中行軍の訓練の決定と、命令を下された各司令官がその日に至るまで抱き続けた葛藤を描いている。
弘前歩兵第31連隊38名の行軍成功におよそ全体の半ページを割き、後半に多くの死者を出してしまった青森歩兵第5連隊のことが書かれている。
正直、後者に関するストーリーをもっと読めると期待していたのでそこは少し残念だった。
ラストは捜索隊と事後処理について少しだけ。
これだけの大惨事を意外に淡々と、サラッと書いているところがある意味で、より恐怖を覚えた。
八甲田山雪中行軍遭難事件に関する書籍は多々あるが、この一冊から入ると間違いないだろう。
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