私がこの《中 勘助作・銀の匙》を初めて読んだのは、今から約60年も前のまだ独身時代の事であった。最近、何かの拍子にふとこの本の事を思い出し、確か岩波文庫の一つ星だったと古い本棚をあちこち探したがどうしても見付からず、そうなると余計のこと何とか手に入れてもう一度読んでみたいと思い続けるようになった。
しかし本屋に行っても恐らく置いていないだろうと諦めていた所、フト「楽天ブックス」を思い出し、早速検索してみると、何と、さすがは「楽天」、あった!ではないか。
かくして60年ぶりの再読になった次第。目下、青年時代を懐かしみながら、熟読中につき、諦めていた貴重な本が手に入った感激と感謝のみにとどめる。
他のユーザのコメント