黒部渓谷の奥地、志合谷、折尾谷、阿曽原谷、仙人谷などを舞台に描かれた小説。ダイナマイトによる発破をかけてトンネルを掘っていくのですが、トンネルを延々と掘っていくときの様々な苦労がリアルに良く伝わってきます。灼熱のトンネルが目に浮かぶようで当時の人夫の苦労や様子が伺えます。黒部渓谷の奥へ行くときには一味違った気分で出かけてみたいです。