賛否両論の作品のようですが、個人的には楽しめました。 筆者は現代美術が好きらしく、作品にも芸術ぽさが漂っているような感じです。 「文章芸術」としての小説であり、ストーリーで愉しませる類の作品ではないような・・・。 ストーリー性や作中人物の苦悩の表現を求める方には物足りないかもしれませんが、 文体には独自性があり「文芸」としてレベルが高い方だと思います。