自分の立場しか考えない人間ばかりの中、ラストほんの少しだけ人間の良心が残っている部分も書いてあってホッとしました。 阪神大震災に絡めてますが、警察関係者で災害救助を考えなければいけないはずの人たちが、災害よりも権力争いに夢中になる様の対象として選ばれたようです。 横山さんの作品を読んでいて改めて思うのは、人間の欲望というものは、大切なものを見失うという恐ろしさがあるのだなあということです。