小説のように引き込まれる

レビュー記事で取り上げられており気になって購入、読了。 覚えることが多いイメージがあった会計だが、何故それぞれのルールが生まれたのか歴史的背景から理解すると驚くほどイメージが深まった。 特に国際会計基準の米欧流派毎の性格の違いが全体像から理解できて面白かった。 また記述のスタイルも多いに理解を助けてくれている。会計といえば、兎角客観的で平板な表現がされがちでそのために頭に入ってこないということは経験ある人も多いと思うが、この本では著者の琴線が動いたポイントを、登場人物目線から、ときに当時の発明などに脱線しつつ書かれていて読み物として面白い。主観的でときに史実と合わないフィクションも交えていそうだが、こうした解説本が是非もっと出てきて欲しい。 分野としては、読んでいて財務戦略や国際会計基準に興味を持ち、今度はその資格受験で理解を深めるつもりでいる。