ドラマ「ブラックペアンシーズン2」の原作

(1)「ブレイズメス1990」は、「スリジエセンター1991」とセットで、前編と後編と言える構成になっています。 (2) 作品の要旨は、モンテカルロのエトワールと呼ばれる天城雪彦の登場と活躍が描かれています。 (3) 佐伯教授に、新設される予定の桜宮心臓外科センター(スリジエセンター)のセンター長としてオファーを受けた天城は、東京の国際学会で開催される公開手術において、心臓のバイパス手術ではなく、動脈交換(ダイレクト・アナストモーシス)という世界で天城にしかできない手術をもって、成功に導きます。 (4) しかし「日本が好景気であるうちに、医療が経済自立しなければ、官僚の医療費亡国論によって、日本の医療は衰退していく」と予見する天城に対して、「医療は公平であるべきだ」という信念を持つ高階講師は、拝金主義の天城に強い反感を持ちます。 (5) 後に、バチスタ施術者として東城大に招聘される桐生恭一や、不運の死を遂げる桜宮葵たちも登場しますが、桜宮サーガの【過去編】の集大成ともいえる「スリジエセンター1991」に続いていく物語です。