それにしても、宮部みゆき作品は本当に描写が丁寧。 事件自体は、当人や当事者、関係者(学校)にとっては一時的には重大だろうけど、世間ではそれほど大きなものではないし、すぐに新しい話題へ取って代わられる一過性のものの1つでしかない。 それを真相不明のまま風化させてなるものかと、校内裁判という奇策で対抗する。行ってみればただそれだけのアイディアでこれほどの感動長編が書けてしまうのが凄すぎる。