「水戸黄門」女性版

「不祥事」で活躍した花咲舞を主人公にした第2弾。池井戸氏がファンだという「水戸黄門」そのままの勧善懲悪で、しかも主人公が若い女性銀行員。上意下達の宮仕えにあって、銀行内の闇をぶった切る舞の活躍は胸のすく思いと言っていい。また、彼の半沢直樹がいいところで出てくるなど、サラリーマンなら十二分に楽しめる。ただ、テレビの時代劇レベルだけに、あくまでライトノベル的な読み物と評価している。いきなり文庫化され、時を同じく「水戸黄門」の新シリーズが始まるのは、偶然か。