元々出版社の新刊の発表時から気になっていた一冊。発売日に書店へ足を運び、新刊コーナーに並んでいるこの本を手に取り、パラパラと見たらタイトルに反してくだけた内容だったので即購入。 予想以上におもしろく翌日書店に行くも完売売り切れ(Amazonでも在庫なくこちらで購入)。 著者の主張は、経営が本来備えていた「価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)」という究極の目的に向かう考えを取り戻すこと。そして、その目的達成のための手段の本質を問い直し、目的の実現を妨げる対立を解消することで、豊かな共同体を創り上げること。 経営が元来備えていたこの素晴らしい考えを読者に広く伝えるため、著者はわかりやすくも極端な比喩をこれでもかと用いて、読者を笑わせつつ、気づいたら経営が身近なものとなっている。 笑わない人もいるし、著者の真意をつかめない人もいるだろう。それでも「価値創造」に向かうための思考法は自分の人生の経営のためにあると心強い内容となるはず。これから一歩を踏み出す人にも、まだ見ぬ一歩を抱えている人にも、力になると思う。