香港が舞台の序盤が好きです。街の風景や食べ物や文化なども自然に取り込まれていて旅しているような気分になりました。 「母の娘」というキーワードとか、環という猫の存在理由は何なんだろう……とか、読書の中休みにあれこれ考えてみるのが楽しかったです。後半の畳み掛けるような急展開の数々が面白く、性描写を飛ばして読んでいました。自分に必要なのは、束縛か、自由か、久しぶりに自分を見つめなおすきっかけになりました。