最近プロの試験に合格した瀬川さんが、かつて三段で奨励会を去る事になったその日に同じく三段で去るかと思われたある奨励会員が信じられない展開の元にプロへと駆け上がる・・・。 奨励会。ただ勝つことのみに存在価値を見出す世界。その中で羽生世代と呼ばれた人たちの前に敗れ去った元奨励会員。退会したあとは社会の荒波にもまれ苦悩の人生を歩む。しかし決してくじけずただひたすらに生きていく人たちにスポットを当て、自らの体験をもとに奨励会そして将棋界の実情を明らかにしていく1冊。