奨励会の現実が垣間見れる本

「将棋の天才」と呼ばれる子供が集まる奨励会。 本作では、成田英二を中心にそんな奨励会での様々な奨励会員の エピソードが綴られている。 --英二の才能を信じ、一家揃って北海道から東京に引っ越してきた成田一家。 そんな彼らを待ち受けていたのは悲惨な現実であった。 成田は退会後、傷心のまま北海道に戻り転落人生を歩んでいく。 そんな折、奇妙な関係がある作者と再会する。-- このような話の流れに、他のエピソードが所々に織り交ぜてある。 そのため全体としては若干読みにくい気がしたが、 色々な方の人生が読めたという点では良かった。