名人を目指して、天才と呼ばれる子供たちが、しのぎを削る奨励会。晴れてプロの将棋指し(棋士)となるものも居れば、多くは夢半ばにして、その道を断たれる。10代の多感な時期、人生の土台を作る20代後半までを、ただただ将棋に打ち込んだ「子供たち」がその夢を断たれた末路は、いったいどんな人生を歩んでいくのか・・・。 将棋界という特殊な世界からドロップアウトした天才たちのその後を、温かい目で見守る筆者、渾身のドキュメンタリーである。