積極的な安楽死という重いテーマを扱いつつ、それはあくまでも重病に悩む患者とその家族という家庭内の出来事・・・だったのが、物語の終盤でいきなり地球規模の問題に発展。この展開の仕方は、「月光のスティグマ」が恋のさや当ての物語から、グローバルな国際紛争の話に発展したのと軌を一にしていると感じました。それにしても、点滴の栄養でかろうじて命をつなぎ、呼びかけにも反応しない人であっても家族がそばにいることは認識できている(と、その家族が感じるような)状況もあり得るわけで、どんな状態であっても生きていてほしいと願う家族もいる以上、積極的安楽死はやはり慎重に扱うべきだろうと考えました。
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