再読したくて。

これまで時代小説を読んできたなかで、主人公のような仕事の話がなかったもので、数年前に初めて読んだとき、新鮮な感じがしました。武家や商家や町人の話ではない、お寺での湯灌の仕事。このような仕事があるのは、考えてみれば当然ですが、哀しくなるほどいたいけな主人公の心の動きが胸に迫る物語だと思いました。環境的に暗めな小説ではあるので好き嫌いはあるかもしれませんが、私は主人公が大好きで、もう一度読みたくて購入しました。