新書の限られた紙数ではマイルドヤンキーというカテゴライズが大雑把すぎるように感じるところもあったが、内容は示唆に富むところもあった。今時の若者は自分たちの親、企業、日本経済の行き詰まりを感じたからではなかろうか。あまり大きな夢みたいなことを言ったり、やったりしている場合ではないと思考が内向きになっているように感じる。また、暴走族が消えて犯罪が増えたという指摘も面白い。暴走族はダメだけど組織の中の一員としてのヒエラルキー的なものがないと歯止めが利かない世の中になっているのではなかろうか。